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水道水の安全を守る人 阿部 瑞穂さん 水道水の安全を守る人 阿部 瑞穂さん

INTERVIEW

水道水の安全を守る人

主な仕事は
水源から蛇口までの水質検査

水質センターでは、都民の皆さまに安全でおいしい高品質な水道水を安定供給できるよう、水源から蛇口までの様々な水質管理に関する業務を行っています。

私は入庁して2年目で、担当している主な仕事は、23区内にお届けしている水道水の水質検査です。水道水は、51項目にも及ぶ国の法令によって定められた水道基準に適合していなければなりません。私は、水道水の安全性やおいしさを確認するために、これらの水質検査に正確、迅速に対応しています。例えば、物質によっては、採水してから時間が経つと分解して数値に影響が生じてしまうものもあるので、現場で採水した試料が水質センターに届いたら、すぐに検査作業に取り掛からなくてはなりません。検査する物質ごとに、水質検査装置で測定するための様々な準備をして検査しています。

国の基準よりも厳しい
東京都独自の「おいしさに関する水質目標」

水質センターでは、水質基準51項目をはじめとして、合計200を超える項目について水質検査を行い、水道水が安全でおいしいことを確認しています。さらに、都水道局では、不快な味や臭いのもとになる物質に対して、国の基準よりも厳しい「おいしさに関する水質目標」を独自に定め、達成に向けて取組を進めています。

水道水は日々、都民の皆さまが口にするものですから、検査の結果が与える影響はとても大きなものになると考えています。正確に検査することはもちろんのこと、手際よく検査が行えるよう、いつも緊張感をもって仕事に取組んでいます。

お客さまの素朴な疑問が
仕事を改めて見つめる機会に

「検査課」という部署名から、仕事は水質検査だけだと思っていたのですが、水質センターが行うイベントにもスタッフとして参加しています。夏休みの子ども向けのイベントでは、自由研究の助けになる実験を参加者の皆さんと一緒に行ったり、大人の方々にもより深く水道水の水質を理解していただけるように水質検査講習会でプレゼンをしたりしています。イベントの際に「浄水処理ってどうやるのだろう?」と興味を持っていただいたり、「昔はカルキの臭いが気になったけど、最近は気にならないのはどんな処理をしているからなのか?」など様々な質問をいただきます。私自身は物心つく頃から蛇口をひねればおいしい水道水を飲める環境でしたし、普段はお客さまと接する機会がないので、実際に利用されている方の生の声を聞くことで、水質検査だけでは気付かなかったことを改めて考える機会になっています。

安全でおいしい高品質な水道水を
守り続けるために

私は普段の生活でも、水道水を飲んでいます。自分が水質検査をしているので、安全でおいしいことは誰よりも分かっていますから。逆に、自分も含めて、水道水を飲む人、使う人のことを常に意識して検査をしているとも言えますね。

仕事はチームで協力しながら進めています。経験豊かな先輩方がいるので、自分一人では解決できないことや様々な疑問などをその場で解決できるので心強いですし、日々、学ぶことも多いです。私も先輩たちの体験や蓄積してきたノウハウを自分のものにして、安全でおいしい水をお届けすることに活かしていきたいです。

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